本日は物理基礎の速さについて勉強していきますね!
小学生でも習う内容なので楽勝ですよ!
速さとは
先生!『単位時間当たり』ってどういう意味ですか?
『単位時間』というのは1秒、1分、1時間など「1の時間単位」を表します。
例えば、単位ベクトルというのは「長さが1のベクトル」ですよね。
なるほど、なら速さは「1秒間で進む距離」とか「1時間で進む距離」になるわけですね。
速さの単位
速さの単位は主に以下の2つを使います。
m/s・・・1秒間あたりに進む距離[m]
km/h・・・1時間あたりに進む距離[km]
秒速○○mとか、時速○○kmとかですね!
ただ、正式には以下の読み方をしますよ。
[m/s](読み:メートル毎秒)
[km/h](読み:キロメートル毎時)
こちらの2つを読み方も含めて覚えておきましょう!
速さの変換
1.0m/sと1.0km/hはどっちが速いんですか?
それでは単位を変換して確かめてみましょう!
今回は1.0m/sを1.0km/hに変換してみたいと思います。
①[s]を[h]に変換する。
まずは「1sあたりの移動距離」を「1hあたりの移動距離」に直していきましょう。
1h=3600sなので、
1m/sで1h移動すると、
1m/s×3600s=3600m進むこととなります。
つまり1時間当たり3600m進むので、3600 m/hということですね!
②[m]を[km]に変換する。
続いて、mをkmに変換します。
3600 mはkmに変換すると3.6kmになります。
よって、1hで3.6km進むため、
1.0m/s=3.6km/hとなります。
1.0m/s=3.6km/hなので、1.0 km/hより速いんですね!
③3.6を覚えよう!
さきほどの内容で分かるように簡単に計算するにはm/sをkm/hに変換するには3.6を掛けてあげるだけで大丈夫です。
逆にkm/hをm/sに変換する時には3.6で割ってあげればいいですね!
確認問題
(1)3.0秒間で15m移動したときの速さは?